転勤族は物を減らしてなんぼです。
ミニマリスト、とまでは行かなくてもなるべく荷物を少なくして、異動があってもすぐに対応できるようにしなくてはなりません。
そんな中、「月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト整理術」という本を読んで気になったアイテムがありました。
窓に貼り付けることでカーテンの代わりに目隠しをしてくれる、すりガラスシートです。
カーテンについては、以前こんな記事を書きました。
「転勤族なら捨てない方が良い物」として紹介したカーテンですが、畳んでも意外と大きく場所をとることで悩んでいました。
それに、互いに持ち寄ったものも5年以上の年季が入り、そろそろ交換したいなと思ってくる時期になりました。
少しずつ減らしたり買い替えたりしていくべきか……と考えていたところに、「すりガラスシート」という選択肢が舞い降りてきたのです。
一枚のシートを窓に貼るだけで、四枚のカーテン(遮光カーテン+レースカーテン)を処分できる!?
始めはそんな夢を膨らませていましたが……。
考えていくうちに、転勤族特有の様々なデメリットが浮かび上がってきてしまいました。
- 引っ越しの度に捨ててしまう
貼り直せるタイプを購入したとしても、一度剥がしたシール、しかも窓レベルの大きさがある物を何枚も運ぶ術がありません。
- シールの剥がし残しが許されない
「綺麗に剥がせる!」系のものを未だに信用できていない、という個人的な理由もありますが、賃貸に傷は残せません。
年一ペースで引っ越しがあるのに、毎回剥がす苦労があると考えると厳しいです。
カーテンの付け外しの方が簡単な気がする。
- カーテンが無くなると、冷気が入りやすくなってしまう
これは雪国特有のデメリットかも知れませんね。
カーテンの冷気を遮断する効果は侮れないものがあります。
参考:北ガスTagTagエコライフのすすめ 断熱カーテンの効果は!?上手く取り入れて省エネに!
部屋が寒くなり、暖房代が余計にかかるのはデメリットどころではなく、死活問題です。
電気代もガス代も値上げが続いているのに、そこの費用を上げるようなことは出来ない!
それ以上にすりガラスシートが安ければ可能性があったかもしれませんが、90×200cmで2千円が相場。安いカーテンと大して変わりません。
そんな感じで、我が家では諦めざるを得ませんでした。
逆に考えると、これらの属性に当てはまらない人ならすりガラスシートを使ってカーテンを処分することができますね。
- 持ち家or賃貸だが長く住む予定
- 冬場に寒さがそれほど厳しくない地域
カーテンはお手入れが大変ですし、無くせる状況なら試してみる価値はあると思います。
そんな状況に我が家はいつなるのか!
終の棲家も北海道にする予定なので、訪れないかもしれません……。
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