引っ越しが済んで段ボールを開封していく中で、「また引っ越しがあるなら、段ボールに入れたまま荷物を保管しておけば楽なんじゃないか」と考えたことはありませんか?
私も転勤族になりたての頃はそう思っていましたし、実際に段ボール収納を行っていた時期もありました。
しかし、5年で7回の引っ越しを経験した結果考えが変わりました。
段ボールは早めに空にして、物は所定の場所にしまうなりプラスチック製のケースに入れなおすのがオススメです。
段ボールをすぐに捨てるべき理由
湿気を吸ったり虫が付いたりしやすい
段ボールは紙ですから、湿気を吸います。
特に湿気の籠りやすい押し入れなんかに段ボールのまま物を収納していたら、箱ごと中の物まで傷んでしまう事に……。
更に虫が付く可能性もあります。
これは実際に体験しました。数か月眠らせていた段ボールを久しぶりに開けたら、蜘蛛の巣を張られていたのです。
あれは軽いトラウマですね……。
こうならないためにも、引っ越ししたら必ず全ての段ボールを空けましょう。
1年間封印するものは無くても大丈夫
「次の引っ越しまで開けない箱」、それは本当に必要なものでしょうか?
特別な時だけ使う物は確かにありますが、一年間使用しなかったものは大抵、これから先もずっと使いません。
思い出の品も、年に一回くらいは収納から取り出してあげるべきでしょう。
何が入っているか分からなくなって、でも開けるのも面倒だから……とそのままブラックボックス化してしまうのは避けたいですね。
もしその箱を処分できれば、荷物が減って次の引っ越しが少しだけ楽になります。
必要ないものを保管していないか、確認してみましょう。
家電の外箱も保管する必要はない
テレビなど大きな家電の段ボールは邪魔なので捨てている方が多いと思います。
しかし、トースターや炊飯器などのあまり大きくない外箱はどうでしょうか?
「そんなに場所も取らないし、一応取っておこう」と部屋の隅に積み上げて、結果的に場所を占領していませんか?
これらも引っ越し業者に頼めば養生して運んでくれます。
包むのに使用した段ボールやプチプチも処分してくれるので、自分で箱詰めするより圧倒的に楽です。
二回の引っ越しまでは自分で詰めていたのですが、お任せ出来ると分かってからは完全に引っ越し業者に任せています。
更に小さなドライヤーの箱などは言わずもがなです。
どうしても専用の箱に詰めて保存・運搬したい!というもの以外は処分しましょう。
おすすめ収納アイテム
段ボールは処分するべきだと分かったけれど、細々したものは何か入れ物が無いと散らばってしまう!
そんな時は、代わりにプラスチックやポリプロピレンのケースを使うのがオススメです。
段ボールや布の収納ケースと比べて、それなりに頑丈で埃もふき取りやすく手入れが楽だからです。
例として、我が家で使用している収納アイテムをいくつか紹介します!
無印良品 ポリプロピレンケース
既に家の中に五個設置してあり、追加で購入する予定もあるヘビーユーザーです(笑)。
スッキリしたデザインで、どこに置いても雰囲気を邪魔しません。
引き出しの動きも滑らかです。A4用紙をギリギリまで詰め込んでも、重さに見合わぬ軽い動きをしてくれます。
引き出しが二つに分かれている方は仕切り板もついているので、形の違う細かいものを収納しやすいです。
薬や文房具などを保管する場所として重宝しています。
重ねて使用できるし強度も十分、一押しのアイテムです!
TRUSCO ダンボー 薄型折りたたみコンテナ50L
容量たっぷりのコンテナなので、大きい段ボールに詰め込んでいた物もまるまる移し替えることが出来ます。
そして可愛い。(重要)
収納ケースもお気に入りのデザインを選ぶ方が、片づけのモチベーションが上がります。
ちなみに無地の柄を選ぶと、半額の1500円程度で購入することも出来ます。
デザイン性を取るかコスパを取るか、ここはお財布と相談ですね。
使わない時は折りたたむことも出来るので、色んな意味で収納しやすいアイテムです!
我が家では結婚式で頂いたものなど、思い出の品をしまっています。
30L折りたたみ式収納ボックス
こちらは上の物よりコンパクトな収納ボックスです。
引っ越し業者から貰える大きい段ボールにすっぽり収まるサイズなので、梱包作業が楽になります!
半透明なので蓋を開けなくても中身を確認できるのがありがたいです。
自分の趣味の物を入れるために使用しています。子供のおもちゃ箱にするのもアリですね。
まとめ:段ボールを処分し、家の中をスッキリさせよう!
段ボールに物をしまいっぱなしにするのは様々なリスクがあります。
そして、専用のケースで収納した方がおうちもスッキリして見えます。
引っ越しの度に荷物を詰め込むのは大変な作業ですが、お互いに頑張りましょう!
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