「紙を捨てておうちを片づけよう!」
「本は電子書籍で購入して省スペースに!」
まだまだ断捨離はブームですね。かくいう私も数多の書類を電子化し、kindleを使い始めてからはもう2年半経ちます。
着実に紙の量は減っていますし、それに伴って転勤の引っ越し(荷造り)も楽になっています。
以前この話題について書いた記事を上げましたが、その中で「『お気に入り』と言いつつ何年も読み返していない本は一度手放し、読みたくなったら電子版を購入しよう」と呼び掛けていました。
これについて、実体験を詳しく話したいと思います。
手放して1年、電子版を購入していないことすら忘れていた
完結済みのシリーズ小説を手放し、1年が経ちました。
最近、「そういえばあのシリーズ、持ってたっけ?」と気になってkindleを確認したところ、購入していませんでした。
なんとなく買ったつもりでいたので、それすら覚えていなかったことに衝撃を受けました。
改めて買い直すか悩みましたが、調べたところkindle unlimitted(読み放題)に含まれていることが分かったので、読みたくなった時に課金することにしました。
10巻以上あるので、まるっと買い直すと6000円以上かかります。
読み放題に2~3か月課金して読破すると約3000円。
二回までならこちらの方がお得で、そんなに頻繁に読み直すこともないだろうと判断しました。
手放したことではなく、それと同時に電子化したことを後悔した
お気に入りで連載中のシリーズ小説を手放し、その時セールで安くなっていた電子版をすぐに購入しました。
紙で持っていた頃に何度か読み返しているので、今後も間違いなく読むだろうと判断しての行動です。
そしてそれが二年後、どうなったか?
最新刊以外、読んでいません。
目の前から実物が無くなると、愛読書だとしても手に取ることが減ってしまうのだと実感しました。
そろそろ完結しそう+伏線の張り巡らせ方と回収が鮮やかな物語なので、次が出れば絶対読み返したくなると思うのですが。
17巻まだですか……?
もう一つ、同じように手放してセールで購入したラノベがありますが、こちらも全く手を付けていません。
何なら最新刊をまだ購入していません。
電子版だと先述のようにセールで安くなることがあるので、それを待っていたら完全にタイミングを逃しました。
続きが気になる、とは思っているのですが手が伸び切りません。
安くなっていたとはいえ、どちらも購入に3000円以上、合計で6000円以上かけています。
応援している作者にお金が入っているはずなので、無駄とは言い切れません。
しかし、購入するタイミングを早まったな、とは後悔しています。
新しい本との出会いも大事
電子化を始める前は本棚がいっぱいになっていて、もともと追っている作品以外に新しい本を置く余裕はありませんでした。
本屋で見かけて気になっても「置くところ無いしな……」と諦めたことも。
それが今は本棚に余裕ができ、その結果頻繁に新しい本を購入して読むようになりました。
購入する媒体は、金融系ならkindle。主人共々興味がある分野で、2人で同時に読むことができるから。
それ以外は実物で購入し、読み終わったらメルカリやブックオフへ。
こうすることで常に本棚に余裕を持たせ、新しい本を迎えるスペースを確保することができます。
たまに実物の本で気に入ったものができて居座ることもありますが、それはそれでいいのです。
そのために空けていた場所ですから。
あまりに増えてきたら、また厳選しようと思います。
本好きでも、実物を手放して後悔はしない
以上3つのエピソードを紹介しました。
どれも実物の本を手放したことには後悔しておらず、むしろメリットばかり感じています。
まさか、電子版で買い直したものをこんなに読まなくなるとは思いませんでした。
目に入った時にふと手に取るということが無くなったのと、新しい本を読む時間に当てていることが大きいと思います。
今まで書籍の電子化に抵抗があった人への後押しになれば嬉しいです。
詳しいやり方や、実際につかった道具・アプリなどはこちらの記事で紹介しているので参考にしてください!
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